突然ですが、4月にはお子様の入学&入園を控えている親御さんもいらっしゃるかと思います。
おめでとうございます!
年が明けるといよいよ忙しさもクライマックス。進級の季節でもあるのでバタバタして大変ですが、何よりお子様の成長とってもうれしいですよね!
そしてこの時期をほがらかに過ごすには障害がいくつかあります。それが・・・
名前つけ
制服、体操服から小さな学用品、小学生なら計算カードを一枚ずつ・・・これがなかなかに面倒じゃないですか!?
といいつつも私は一人黙々とした作業が好きなので名前つけ自体はそんなに苦ではないのですが、字が汚いので名前つけがおっくうだったんです。
そんな
細かい作業苦手だなー
いっぱいあって面倒くさいなー
字が汚いからやだなー
あんまり時間とれないなー
という方へお勧めのグッズをいくつがご紹介します。
まず名前つけグッズにはたくさんの種類があります。
完全に個人の独断と偏見でまとめたものが下の表になります。
(青字がおすすめする使用方法、黄色マーカーがメリット、赤マーカーがちょっとなーなところ)
お名前シール | 布製以外(洋服に使えるものもある)の学用品&園グッズ | 防水加工がしてあるものはコップなどの食器にも使える はがれてくる(貼りなおせば元通り) |
アイロン (ノンアイロン) ワッペン・ゼッケン | 体操服やハンカチなどの布製品 | カットして自分で名前を書くタイプはサイズを調整しやすい 縫い付ければ簡単にはとれない アイロンを使用する場合ちょっとめんどくさい 縫うのはめんどくさいけど、縫わないと洗濯を繰り返すうちにはがれてくる |
お名前スタンプ | オムツやノートなどの買い替えが早いもの 防水・耐水タイプだと食器や布製品 | シャチハタタイプはスタンプ押すだけなので簡単 インクの色によっては黑いものにも使える |
スナップタグ ネームリボン | 直接名前を書いたり付けたりしたくない洋服や布製品 | スナップボタンをパチンとするだけで簡単に付けられる 付けはずしができるので使いまわせる 百均にもあるので手に入れやすい 輪っかがないと取りつけできない 直接肌が当たる場所(洋服のタグなど)に付けるとゴロゴロするのでおすすめできない |
フロッキーネーム | 布製品、特に靴下(伸び縮みが多いもの) | フォントがかわいい アイロンがめんどくさい 名前つけグッズの中ではちょっとお値段高め |
ざっくりこんな感じでしょうか。
では各グッズについて簡単にご紹介します。
お名前シール
我が家ではこのお名前シールにほとんど助けられています。
お名前シールと一言で言ってもたくさん種類があるのですが、まず大前提として名前を書くことがそもそも手間なのでここでは名前を印字してあるもののご紹介をします。
ネットで販売されているお名前シールはあらかじめ名前を印字してくれるサービスがあることが多いので楽ですよ~。
小学校入学で算数セットのおはじきなど小さな学用品にも一つ一つに名前を付けなければいけないという方もいらっしゃると思いいます。
そういった場合にも対応しているお名前シールがこちら↓
枚数もたくさんあるのでこれ1セットでほとんどの学用品の名前つけが完了できると思います。
着替えや細々した衣類などにはこちらのお名前シールがおすすめ↓
こちらは洋服のタグにペタッと貼り付けるだけでOK(シールなのでアイロンいらず)。
防水なのでお洗濯にも強いので衣類や細々した布製品を購入した際などで名前つけをパパっと完了させたい時にも大変助かってます。
そういえば最近タグがない肌着とか増えてきましたよね。
(タグがなくて洋服自体に印字してあるやつ)
そういった場合は使用方法として正解ではないと思うのですが、すそ部分などあまり肌に直接触れにくい場所にペタッとしています。
- 名前をあらかじめ印字してもらえる
- 防水加工がしてある
- 色々な種類の大きさがある
- 細かい作業もしやすいようにピンセットがついている
(なんやかんやでピンセット使ったことないけど、口コミ見るとこれがあるとかなり便利みたいです)
このようなお名前シールが個人的には使いやすいと思います。
ただ、保育園など施設によってはお名前シールの使用を禁止している場合があります。
(はがれてしまったシールを小さい子が間違えて口にいれてしまう可能性があることや、はがれてしまうと持ち主がわからなくなるので直接記名することを推奨しているなど)
また、イラストやキャラクターを名前と一緒に印刷してくれるお名前シールもありますが、絵があるものを禁止している園・学校もあります。
学用品(主に算数セット)の内容も学校によってはおはじきがないところがあったりそもそも算数セットの内容自体そんなに量がない可能性もあります。
お子様の通う園・学校では
・お名前シールにルールがないか
・算数セット等どれくらいの種類のものを名前つけするのか
をあらかじめ確認すると買ってから「買ってから失敗した!」ということを防げます。
アイロン(ノンアイロン)ゼッケン
体操服やスモック等々大き目に名前を付ける際にこちらがよく使われます。
アイロンで貼り付ける物とお名前シールと同じように貼るだけでOKのものがあります。
ネット購入だと名前の印字やキャラクターが一緒に印刷されているものもあるようなので、人と違ったデザインがいい場合や字に自信がない時に助かりますが、ややお高い・・・。
名前印字・サイズが指定できるゼッケン(縫い付ける仕様)↓
アイロンで貼り付けるタイプ(サイズは規定)↓
記名を自分でする場合は、百均でアイロンタイプ・縫い付けタイプ・シールタイプのゼッケンが売っているのでそちらを購入するのが一番安くできるかなと思います。
いつも百均ゼッケンにお世話になっている私の使用方法は、アイロンタイプもシールタイプも洗濯を繰り返すとだんだんはじっこからはがれてくるので、洗濯をよくするものや長く使い続けるものにはどちらのタイプでも貼り付けた後にさらに縫い付けてしまっています。裁縫レベルは1なのでかなりの苦行です。
お名前スタンプ
お名前スタンプはインクを都度付けて使用するスタンプ台タイプとポンポン押して使用するシャチハタタイプがあります。
スタンプ台タイプ
メリット・・・サイズの種類が豊富なセットが多いので記名したい物に併せてスタンプを変えられる。
デメリット・・・一度ずつインクを付けてから押さなければきれいに印字できないので少しめんどくさい。
シャチハタタイプ
メリット・・・ポンポン押すだけなので同じ大きさで大量に記名したい時サクサク作業ができる。
(オムツとかマスクとか)
デメリット・・・サイズが多いセットは中々ないので汎用性が低い。
どちらのタイプにも言えることですが、
・インクが切れたら補充する
・失敗したら洗濯等できれいにしなければ押しなおしづらい
というデメリットもあります。
すでに名前が印字されているスタンプはネットで購入できますが、百均や西松屋などにもスタンプ台タイプのもの(インク・50音がついているラバー(ハンコの押すところにつけるゴム)、スタンプ本体各別売り)が売っています。
自分で名前のひらがなを組み合わせて使用するのですが、長い名前だと文字数が入りきらない可能性があるので要確認です。
また、自分で本体に一文字ずつセットして使用するものなので多少曲がってしまったり高さに差がでて印字したら文字が欠けてしまったなど、最初はコツをつかむ必要があります。
どのタイプのスタンプでも選ぶ際は防水・水性インクなのか、布用・プラスチック用なのかなど用途にあわせてインクを確認してください。
インクの種類によっては乾きが早い為インク補充をこまめにしなければならない・・・なんてこともあるようです。
スナップタグ、ネームリボン
これ使ったことないんですけど取り外しができて繰り返し使えるのはとてもうれしいですね!
直接名前を書きたくない、お下がりで使いたい物におすすめです。
ただ使用シーンはかなり限定されるようで、タグを付けるための【わっか】があることが条件です。
例えば洋服のタグやバッグの持ち手などに付けて使用するのですが、デザインが可愛いものだったり目立つ色だと子供もうれしいし遠くからでも自分の持ち物が見つけやすくていいかもしれませんね。
取り外しはできないので使い捨てになってしまいますが、靴に付けられるネームタグもあるんですね!
これなら靴に直接名前を書かなくていいのでお下がりを使いたい場合などに助かりますし、まだ靴を上手に履けない小さな子には靴を履く際の補助として使えるかもしれません(わっかに指をひっかけて履く)。
フロッキーネーム
文字がプクプク浮き出てかわいいイメージのフロッキーネームは特に伸縮するような布製品におすすめです。
使い方はアイロンでしっかり押し付けて冷めてからはがすというものが多いかと思います。(個人的経験談なので使用するフロッキーの説明書をご確認ください)
うまくつかないと文字が欠けてしまったりするので慣れるまでちょっとコツがいります。
靴下の足の裏に付ける際は靴下に滑り止めがついている場合、滑り止めのゴムがアイロンの熱で溶ける可能性があるので滑り止め部分は避けてフロッキーネームを付けた方がいいみたいです。
番外編(時間がない方にも)
ラベルライター
テプラやネームランドなどのラベルライターがある方は納期を待たずにおうちですぐ名前シールを作ることができます。
昔は事務のお仕事で使うイメージが大きかったのですが、今はキャラクターや絵文字などを一緒に印刷できたり、フォントの種類も多くて自分だけのデザインのシールが作れるんですね!
テープの大きさも使い分ければ汎用性も高いので色々なものに名前つけができそうです。
チェックしたいのは防水・布に使えるシールかなどの使う目的に合わせたテープかどうかです。
調べてみたら防水タイプのテープもあるようです。
カメラのキタムラ
お近くに【カメラのキタムラ】がある場合はお店でお名前シールを作ることができます。
最短1時間とのことなので「ネットで注文してたら間に合わない!」「テプラとかない!」という場合に助かります。
『ぺたねーむEXPRESS』|最短1時間で仕上がるお名前シール|カメラのキタムラ (kitamura-print.com)
入学&入園名前つけ体験談とまとめ
なんやかんやでネームタグ以外は使用したことのあるものをご紹介しました。
名前つけって先輩保護者の方々に経験談を聞くと結構大変って声が多いので気が重かったのですが、今は便利グッズがあるので「お~これはこんな感じで使えるのか~」なんていろんなグッズを使って自分はラクに楽しくできました。
大体費用は
フロッキーネーム・・・¥1,400くらい
お名前シール・・・¥1,000くらい
算数セットにも使えるお名前シール・・・¥1,000くらい
洋服にも使える布用お名前シール・・・¥1,200くらい
お名前スタンプ(スタンプ台・名前を自分で組み合わせるセット)・・・¥1,000くらい
体操服に付けるアイロンゼッケン(自分で名前書くやつ)・・・百均だったので¥110
※上記費用は数年前の私が購入した金額なので、上記金額より高ければ「値上がりしたんだな~」安ければ「ラッキー」くらいの気持ちで参考にしていただければと思います。
上記費用は1つの値段で、2つ買ったものもあったので大体最初に名前つけグッズを購入した費用は5,000円以上かかっちゃってました。(絶対買いすぎ)
張り切って色々沢山買ってしまったのでなかなか使い終わる気配がありません。
しかも我が子の学校は算数セットにおはじきとか細かいものがない上に名前を付けるもの自体が少なく、小さいサイズのシールが大量に余ってしまうという状態になりました。
どの程度の量でどんなものに名前を付けなければいけないのか1月前くらいにわかっていればシールの発注も量が調整できたのですが、学用品の受け取りが3月中旬くらいだったんですよね・・・(3月頭のネットのセールで一気に購入したい派)
にしても明らかに買いすぎました。
卒業するまでに使い切れればオールオッケーということにしています。
そして入学からしばらくして、名前付けに現在使用しているものは
お名前シール(算数セット用と布用)
体操服とかに付ける百均のゼッケン
だけです。
フロッキーネームは無事使い終わって、スタンプは出し入れが面倒になって使わなくなってしまったので処分してしまいました。
あくまで個人の感想なのでスタンプが一番ラクという方もいらっしゃると思います。
とりあえず私的に言えることは「お名前グッズは買いすぎないように」ということでしょうか。
まとめ
今回は入園・入学のお名前グッズについてご紹介してみました。
ネットで買うと名前をあらかじめ印字してくれて後は貼るだけ!などラクなですが、お値段は少し高め・・・
安くあげるには百均とかでシールを買ってきて自分で名前を書いて貼る・・・いや、なんならすべての物に直接書いてしまえば費用はマジック一本で済むかもしれません。(体操服とかはゼッケン必要だからそうはいかないか・・・)
でも手は疲れるし、字に自信がないと気が重いんですよね。
スタンプやシールのメリットは保護者の時短等のメリットもあるとは思いますが、
・子どもと一緒に入園グッズ・学用品を確認できるので子どもも【これから使う自分のもの】として実感が湧く
・一緒にペタペタ名前つけできるので「自分で自分のものに名前を付けた!」と親子そろってうれしい
なんていいところもあるのかなと思います。
子どもと「これからこんなものを使っていくんだよ~」とか「これは何に使うのかな~」とかこれからについて楽しく話しながら名前つけしてたらもう終わってた!となるかもしれません。
残念ながら我が子は面倒くさがって一緒にやってはくれませんでしたが(ちょっとさみしい)、一人でやってもテレビを見ながらでも早く終わったから本当に助かりました。
名前つけグッズはたくさん種類があるので助かる反面どれがいいのか悩むんですよね。
どれが正解ということはありませんが、大切なのは
通学・通園する学校・園でそれを使っていいかをあらかじめ調べておくことです。
キャラクターものを禁止していたり、シールなどの取れてしまうものがダメだったり、そもそも手書きでないといけないとか、できるものはすべて縫い付けてください。なんてルールがあるかもしれません。
なのでルールを確認してからなにで名前つけをするかを決めることがまず最初にすることかなと思います。
ちなみに小学校低学年まではひらがなで記名した方が落とし物をしてしまってもお友達が拾ってすぐ返すことができるのでおすすめです。
それでは、楽しみながら名前つけできるように応援してます!