防災グッズを見直して災害に備えよう!【家に置いておく物編】

生活
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こんにちは!

もう毎年のことですが、地震・水害など自然災害が来た時のために防災グッズを備えよう!とたびたびネットやテレビで目にします。

一応災害時用リュックを準備してはいるものの、一度用意したらそのままになってしまっていて、防災グッズを紹介する番組を見るたびにいつも「あぁ~そういうのも揃えといた方がいいよなぁ~持ち出しリュックも見直さないとなぁ~」と思いつつそのままになってしまっていました。

このままではいかん。

今回こそは見直さねば。

と急に(やっと)危機感を持ったので、いろいろ調べつつ今回は家に置いておくと安心する防災グッズをご紹介します。

飲料水

飲料水は絶対必要です。

1人あたり1日3リットル×3日分=9リットル必要とよく説明されています。

「そんなに1日に飲まないよ?」と思われるかもしれませんが、この中には調理に使われる量も入っているそうです。サイトの情報によっては「1人1日飲料用として1リットル、調理用として2リットル=3リットル」という説明で書かれています。

意外と調理に水って使っているんですね。

この3日分というのは最低の量です。

保存する場所がなかなか確保できない場合は3日分でいいと思いますが、場所があるなら最低1週間分以上あると理想的です。

一般的には水道の復旧は3日程度と言われていますが、実際調べてみると大規模な自然災害の時には3週間~長くて5か月断水していた地域があったとのことでした。

飲料水は置けたら1月分でも置きすぎるということはないのかもしれません。

そしてここで言ういわゆる【飲料水】とは、水だけのことではありません

脱水症状に備えてスポーツ飲料や栄養失調に備えた野菜ジュースなどもあると安心です。

食料品

非常食についても飲料水と同様最低1人×3食×3日分=9食分を用意するのが目安と言われていますが、災害の規模によっては道路の復旧がなかなか進まず3日分では足りない現状もあるようです。

保存できる場所が確保できるなら最低1週間を目安に備蓄しましょう。

どんな非常食がいいの?

インフラが制限される非常時には日常のような調理ができないものと考えて、すぐ食べられる状態の物を用意する必要があります。

例えばレトルトを用意していたとしてもレンジなどで温めないと食べられなかったり、お湯を用意して食べなければならないカップラーメンではなく、開けてすぐ食べられる・常温でもおいしいものをメインに揃えるのが理想です。

さらに普段から食べ慣れている物を用意すると、非常時のストレスで食欲がわかない時でも日常の味に触れることでホッとできると思います。

しかし、「チョコレートが大好きだから食べ慣れているし非常食はこれ一本だぜ!」という考えだと危険です。

体調を崩さないように栄養面も考えて野菜、肉・魚などたんぱく質がバランスよく取れるものも用意しましょう。

ネットやホームセンターなどの非常食売り場などで5年保存できる非常食等販売はされているのですが、注意したいことがいくつかあります。

味見も全くしない状態で買ってそのまま保存して安心していると、いざ災害があって実食となった時に「・・・思ってたのと違う・・・」となったり意外と調理が難しくて手間取ったりして逆にストレスや食欲減退になるかもしれません。

実際に私も購入して備蓄してあるものがあるのですが、賞味期限が切れそうだったので食べてみたら口に合わないものや、缶詰のパンなどで口の中の水分持ってかれるなぁ~と思ったり、水だけで調理できる!というアルファ米も食べるまでに結構時間がかかったり水をこぼしたり(災害時は水を大切にしたい)、いくつかの思ってたんとちがう」にぶち当たりました。

長期保存できる非常食はとても便利で心強いですが、備蓄するだけではなく実際に調理・味見はしておくことを強くおすすめします。

アレルギーがある方・誰かに非常食をプレゼントする方は購入した非常食に自分または相手の食べられないものが含まれていないかをしっかり確認しすることは絶対してください。

「どれがいいか悩むな~」という方はセットになっているものがおすすめ。定番のアルファ米もいいけど、このセットに入っているおにぎりが意外とおいしかった!
難点は好みでないものも含まれている可能性が高いこと。
とりあえずいろんな非常食の味に触れてみたい際には大活躍すると思います。(高いけど)

個人的にこんなのがいいかな非常食

自分的にそろえておきたいなと思った非常食をまとめました。

・飲料水は長期保存ではなく普通のペットボトルの水1週間×人数分
・500mlペットボトルで人数分のスポーツ飲料・野菜ジュース
・5年保存できる非常食3日×人数分
・5年保存できるおやつ
・好きな常温でも食べられるレトルト&缶詰3日分
・お湯が用意できる状況になると考えてフリーズドライの味噌汁とかカップラーメン・温める系レトルト3日×人数分
・自分の好きなお菓子
・持ち出しリュック用の非常食

すぐ食べられて、なおかつあまり重くない食べ物1日分と500mlペットに入った水×人数分とは持ち出しリュックに入れて、他の非常食は保存する場所を直射日光の当たらない冷暗所で、2階建てに住んでいる場合はそれぞれの階に分散して保存した方が安心かなと考えました。

衛生用品

日常生活でも欠かせない衛生用品。

非常時にあると助かるものをまとめてみました。

応急処置セット・常備薬

ばんそうこう・包帯・ガーゼなど応急処置に必要な物は一式セットにして持っていると安心です。

つい最近知ったのですが、100均に『肌にやさしい くっつく伸縮包帯』という包帯を見つけました。

これがすごい!

息子がケガをしてしまってばんそうこうをしていたのですが、場所的にもすぐはがれてしまい困ったなぁーとばんそうこうの上にこの包帯を巻いてみたら本当に包帯どうしくっついてとれないんです。

応急処置セットに包帯留めなしで使える包帯。おすすめです。

熱く語ってしまいましたが、他には処方されたものだけではなく市販の風邪薬や整腸剤などいつも使っているお薬がある場合や、湿布や塗り薬などが必要な場合はまとめて取り出しやすい場所に置いておくといいと思います。

簡易トイレ

大きな災害時には水が止まることが多々あります。

そうなるとトイレも使うことができません。

災害等関係なく通常水道が止まってしまった時は、お風呂の水や雨水など貯めておいた水をタンクに入れて流せば普段と同じようにトイレを使うことができますが、地震などで地中のトイレ排水の管が壊れていたりすると流し続けた汚水が逆流してトイレからあふれ出してきてしまうそうです。

戸建てだったら自分の家のトイレの汚水が逆流して困った!で気づくのですが、集合住宅だと上階で流した汚水が1階のトイレからあふれてくるという『知らずに大迷惑』をかけることになるそうです。それは絶対に避けたい!

そんな時に活躍するのが災害時用簡易トイレです。

トイレの便器が壊れていない場合は便座設置タイプ

少しお値段は高くなりますが、簡易便座を作るタイプ

場所やシーンを選ばず使える携帯タイプ

など形は様々です。

さらに大・小どちらの排泄物対応か使用できる回数は何回までか使用期限はあるかないか、など種類も様々なので『その時』を想定したものを用意しましょう。
(と言っても『その時』は想像が難しいので便器設置タイプと携帯タイプの両方を用意するのが理想かなと思います)

備蓄する量の目安は1人×5回×7日間(1週間分)=35回分と言われていますが、大きな災害で数か月断水していた記録があるのでやはり保管しておける場所があれば多めに備蓄しておくといいでしょう。

そうなると使用期限のないものを備蓄していると安心ですね。

↓これは使用期限が15年のものです。使用期限があっても15年もあればかなり安心かも。

紙類

ティッシュトイレットペーパーもあると安心です。

保管場所がそこまで取れない場合はトイレットペーパーだけでもティッシュの代わりに十分なります。

むしろ水に溶けやすいトイレットペーパーはティッシュよりも災害時に多岐にわたり使えるのでおすすめです。

備蓄の目安は1か月分、平均的に1人1週間で1ロール消費すると考えて、1人×1ロール×4週間分(1か月分)=4ロールあればとりあえず安心と言われています。

とはいえトイレットペーパーって硬いので「災害時でも鼻かみ用のやわらかい紙が使いたいな」という場合は別途やわらかめのティッシュが5箱1パックあるといいかも。
その際は水にとけるティッシュがおすすめです。

ビニール包装されているか、開封・未開封、保管場所にもよりますが、紙製品なので湿気によりカビが生えたりダニなどの虫が湧く可能性はゼロではありません

災害時にアレルギー症状がでたら大変なので紙類はローリングストック(少し多めに買っておいて普段から使って、使った分を買い足す)していくことをおすすめします。

清潔に保つもの系

災害時水道が止まる・・・ということはお風呂に入ることはできないと想定します。

気軽に手や顔を洗ったり歯を磨くこともできません。

そんな問題を少しでも解決するために

歯ブラシ・歯磨きシート・マウスウォッシュ
被災時でも歯の衛生は大切。
できるだけ水を使わずに済む方法を前もって試してみるのもいいと思います。

全身に使えるウェットシート
水を使用せずに清潔に保つために体・顔・手などを拭くものです。
災害時用の5年保存できるウェットシートもありますが、普通のウェットシートを用意する場合は特に使用期限に気を付けてローリングストックしてください。(大体は未開封の状態で製造日から3年程が使用期限のようです)
使いたい時乾いていると本当に困ります。(経験済み)
アルコールが含まれているウェットシートは乾燥しやすいものが多い(個人の感想です)ので特に長期保存する際は気をつけて下さい。

ゴミを増やさないことを考えると大判1枚で全身拭けるといいかなと思います。

ドライシャンプー
断水時でも水を使わずに髪の毛を清潔に保てるものです。
拭いて使うシートタイプやスプレータイプがあります。
ドライボディシャンプーとしてスプレータイプ・シートタイプ共に体用・体にも髪にも使用できるものもあります。

アルコール除菌シート
生活用水が気軽に使用できる状態ではないのでできるだけ節水したいもの。
手を清潔に保つにはアルコール除菌スプレーやジェルもありますが、個人的には『拭いて汚れが落とせる』ということでウェットシート状のものがいいかなと思います。

アルコール除菌シートは未開封・冷暗所に(冷蔵庫ではない)保管していたら製造から3年くらいは品質を保つという情報もありました。
ご使用予定のものがどれくらいの期間使用できるのかをあらかじめ調べておくことが大切です。
アルコールが肌に合わない方も多いと思うので、その場合はアルコールフリーのウェットシートにしてください。

タオル
汚れものを拭いたり、敷物として使用したり、応急処置に使用したりと多岐にわたり使用できます。
大判の物を用意した方が安心ですが、かさばって困る場合は圧縮タオル(100均にもあります)で大丈夫だと思います。

マスク
自宅のみで避難している場合はそこまで意識しませんが、避難所へ行く場合や一緒に避難している家族が風邪を引いた・灰などの微小なゴミが空気中に舞っている・・・という時にはマスクは欠かせません。

着替え
避難中に服が濡れたり汚れた時のために動きやすい着替えを4日分ほど用意しておくと安心です。
下着は洗うことができない状況でも対応できるように使い捨ての物を用意すると便利だと思います。(旅行用品としても販売されています)
保管する際は圧縮袋に入れておくと収納にかさばりません
防寒着として折りたためるダウンコートを防災用として備蓄している方もいます。(安いものではないので未使用でそれは個人的にできない。。。自分は普段着ない少しくたびれたくらいの服を用意しておこうと思います。)

生活に必要なアレコレ

電気も日常通り使えない可能性がおおいにあります。

そんな時のために

ランタン
LED式のものがおすすめ。
できれば2部屋以上に明かりがほしいので2つ用意しておくと安心。

懐中電灯・ヘッドライト
電池式の物もあるけど手回し式だと電池切れが防げるので安心。
ヘッドライトがあると照明を確保しつつ両手が使えるので便利。
ラジオと懐中電灯が合体しているものがあるのでおすすめ。

モバイルバッテリー
容量はできるだけ大きいものを選びたい。最低でも20,000mAh(スマホが4回くらい充電できるらしい)以上の物が良いです。
携帯以外の電子機器も充電できるポータブル電源(キャンプ用品として売られていることも)があるとかなり安心できるけどかなり高価&重いものが多い
充電方法はソーラー(曇りにも強いもの)、手回し充電(天気や容量に左右されないが充電のパワーとしては弱め)、シガーソケットで接続するもの(車が使えることが条件)、電池式(換え電池を用意する必要がある)などがあるので自分に合ったものを使った上で選んだ方がいいかも。
中でも防水タイプだと雨や浸水に強いので便利です。

替えの電池
電子機器を充電する際に必要な電池を1週間分用意すると安心。
使用する電子機器にどのサイズの電池がいくつ必要なのかを確認して保存する量を決めてください。
長期保存していると古いものは液漏れをおこす可能性があるので、使用期限が10年の長期保存できるものをローリングストックで使いまわしましょう。
使用する電子機器(懐中電灯やラジオなど)に電池をあらかじめ入れておけばすぐ使えて便利のようだけど、電池を入れたままに長期間置いておくといざ使いたい時に電池が切れてしまっていたり液漏れをしてしまうことがあるそうです。
電池を入れた状態で保管する場合はクリアファイルを切ったものなどの絶縁体(絶縁シートというものも販売されています)をはさんでおくか、電池を抜いておいて一緒に保管しておきましょう。

カセットコンロ&ボンベ
お湯を沸かしたり調理時に欠かせない火。
カセットボンベで使えるコンロがあればガスが復旧するのを待つことなく調理に火を使うことができます。
すぐ使用できるようにコンロとボンベをセットで保管すると安心です。
ボンベは1日2本使用すると想定して1週間分14本を目安に備蓄するのがおすすめですが、一度自宅で3食調理する際ボンベをどのくらい使用するのか量を確認するといいかもしれません。
カセットコンロは製造時から約10年(未使用であったとしても使用期限切れが進むとボンベを接続するゴムが劣化してガス漏れの危険があるそうです)で買い替え、カセットボンベも大体製造から7年くらいと使用期限があるのでボンベもやはりローリングストックをおすすめします。(たまにやるカセットコンロで作る鍋って楽しいです)
しかし、使用するのが火である以上注意も必要です。
・風の強い場所では火が付きにくい
・燃え移るものが近くにあると火事の危険があるので使用しにくい
・コンロが使用期限内であったとしても部品の劣化やガス漏れがしていたら爆発のおそれがある(定期的な点検をおすすめします)
・直射日光、湿気の無い場所に保管する

火は消毒や暖をとれたり便利なのですが、調理の際はできるだけ火の使用を避けたい方にはモーリアンヒートパックという商品もおすすめです。
こちらは過熱袋の中に水を入れると蒸気で中身を温める仕組みになっているので火は全く使いません
入れる水も海水以外なら川の水でも大丈夫とのこと。
場所もあまりとらないので収納するのも簡単。
注意点では
・温められるものはレトルト、おにぎり、缶詰などなので1から食材を使用した調理には向かない。
・水を入れて発熱させるので温めたいものはラップなどで包む必要がある(レトルトや缶詰など包装されているものは大丈夫です)
・使用する際微量の水素ガスを発生させるので火器の近くで使用できない。(爆発したり火事になる可能性があります)
・温めた後取り出す際にやけどの危険があるので軍手など必要

とはいえレトルトや飲み物まで温めることができるのでかさばらないモーリアンヒートパックはとても便利です。
または電池式や充電式のIHクッキングヒーターもあるので自分に合った『あたため道具』を探してみてください。

紙皿・紙コップ・割りばし
いわゆる食器系は食事の際に必ず必要になります。
大きな災害時は水道が止まっている可能性が高いので洗う必要のない使い捨ての食器を備蓄します。
とはいえ災害時に行政のゴミの回収はないのでできるだけゴミは出さないようにする必要があります。
後述になりますが、ラップを紙皿に敷いた上に食事を載せればラップを捨てるだけで紙皿は繰り返し使うことができるのでよく災害時のおすすめ使用方法として挙がっています。
大切なのは洗い物・ゴミをできるだけ出さないことだそうです。

ラップ
ラップは止血などの応急処置にも骨折した際の三角巾代わりにも、そして前述の洗い物を減らすためにも使えるのので災害時に役立つそうです。
サイズは一般的な30cmのものを、3本は用意しておくと安心です。

履物
自宅での避難だとしても割れ物が下に散乱していたり床が安全とは限りません。
スリッパ(折りたためるもので厚手のかかとまでカバーできるタイプがおすすめ)や家でも履けるスニーカーでもいいですが、浸水などを想定して長靴があると安心です。

給水用のタンク
被災した際に給水車がくることがあります。
その際に給水タンクがあると持ち運びがしやすくなります。
サイズは人数に合わせたものを、収納の場所を考えて折りたためるタイプがおすすめです。

掃除セット
ガラスが散乱したり足元が散らかってしまったらすぐに対処できるようにほうきとちりとりを出しやすい場所に置くのをおすすめします。
電気が使える状況とは限らないので掃除機ではなくほうきとちりとりにしてください。

その他簡単に使える工具もあると安心かもしれません。

暇をつぶせるアレコレ
避難時テレビもネットも見れない状況で充電を気にしなければいけないのでスマホでゲームというのも後を考えると不安・・・でも何もしないで災害ラジオで情報ばかり聞いているのもストレスが溜まる一方です。
誰かと非難する際にはトランプなどの気がまぎれる遊び道具や一人の場合はお気に入りの本などがあるといいです。

防寒または暑さ対策
自宅で避難できる場合は毛布などがあると思いますが、それでも寒い場合はカイロや灯油式のストーブがあると安心です。
他にも『ポータブルストーブ』で検索すると色々なタイプのものが出てくるのでご自分に合ったものを用意しておくといいと思います。
灯油タイプのストーブを使う場合は換気を絶対に忘れないでください。
キャンプ用品などをお持ちの方は寝袋もかなり助かるようです。
暑さ対策は寒さ対策より大変です。
保冷材も冷蔵庫が使用できないと冷たさをキープできません。
こちらもポータブル扇風機や霧吹きで対策をしたりハンディタイプの扇風機を用意しておくといいと思います。
冷却スプレーや濡れると冷たいタオルもおすすめです。

ヘルメット
頭の上から何か倒れてきたり落ちてきたときに必須なのがヘルメット。
しまう時に場所を取るのもヘルメット。
折り畳みタイプだと収納に困りません。(耐久性はしっかり調べてください)

貴重品

貴重品は必ず必要な時にすぐ持ち出せるように『持ち出しリュック』に入れておきましょう。

今回は『家に備蓄するもの』のお話ですが、絶対必要な物なのでご紹介することにしました。

現金
災害時停電していたり、システムが故障していては普段使っている電子マネーも役に立ちません。
そんな時のために1週間は困らないくらいの現金(一般的には2万円程度)を用意しておきましょう。
紙幣ばかり用意すると相手がおつりを出せず困ることになるかもしれないので紙幣は1000円札、あとは小銭で用意してください。

身分証明書
免許証や保険証などの身分証明書はコピーをしておきましょう。
「印鑑と通帳をもって非難を」という話も聞きますが、金融機関は大規模災害時(「災害時における金融上の特別措置」を要請した際)には被災者に対して本人であることが確認できれば預金の引き出しができることになっています。
顔写真のある証明書(運転免許証やパスポート)があればいいのですが、健康保険証など顔写真がない身分証明書しかない場合は2種類の本人確認書類を提示する必要があるので注意してください。

お薬手帳のコピー
避難時にお薬を処方される状況になったり、適切な処置をしてもらう際に必要になります。
コピーもいいですが、スマホが使用できる場合はお薬手帳アプリもあるのでチェックしてみてください。
ただ、アプリの場合は自分がスマホを操作できる状況ならいいのですが意識がない場合などでスマホをロックしてあると、誰もお薬手帳の確認ができないので場合を想定した取り扱いが必要です。
アレルギーをお持ちの場合は詳細を記載しておくといいと思います。

家族の連絡先を記載したもの
家族が離れ離れになってしまった場合などスマホが使えれば電話番号の確認は簡単にできますが、スマホが使用できない状況で連絡を取りたい時は電話番号がわからないとどうしようもありません。
私自身昔は友達の携帯番号を暗記したりしていたのですが、今となっては自宅の郵便番号すらサッと出てこない始末です。
もしも自分が最悪の事態になってしまった場合にも誰かが家族に連絡をしてくれるかもしれません。
連絡先はリストにして紙ベースで持ち出しましょう。
防災カードというものを作成しておくとより便利だと思うので是非検索してみてください。

貴重品はその名の通り大切なものです。
紛失したり盗難にあうことの内容に取り扱いには十分注意してください。

避難する人に合わせたもの

避難する人に合わせたものそれは

女性なら生理用品や鎮痛剤

赤ちゃんがいる家庭ならミルクや離乳食・オムツなど

介護を必要としている方なら日常使用している介護用品

ペットを飼っているならご飯やトイレシートなどペット用品

といったものです。

最低でも一週間(生理用品は最低1サイクル)分を用意しましょう。

オムツなどを捨てる際に使う防臭・中が見えない加工がされた袋を用意するのも大切です。

備蓄リスト

1つづつ挙げてみたものをリストにしてみました。

飲料水
野菜ジュースなど
水の他に野菜ジュースやスポーツ飲料があるといい
野菜ジュースなどは小分けに用意(500mlとか)
水:人数×3リットル×1週間分
食料火を使わずに開けてすぐ食べられるものを中心に。
おやつがあるとホッとできる
日ごろ食べ慣れているもの、食べたことがあっておいしいものを用意する。
人数×3食×1週間分
応急処置セットケガに対応するための物と病気に対応するための薬(常備薬)
簡易トイレ色々なタイプがあるので数種類を用意するといい
使用期限のないものだと備蓄がラク
人数×5回×一週間分
トイレットペーパーティッシュもいいけど断然トイレットペーパーの方が用途が多い人数×1週間1ロール×4週間分
歯ブラシ・歯磨きシート・マウスウォッシュ歯の衛生を保てるもの
全身に使えるウェットシート5年以上の長期保存できるものが理想
顔から髪まで使用できるものも

ドライシャンプー
断水になったら髪の毛は洗えない。でも清潔に保ちたい。そんなときはコレ。
シートタイプやスプレータイプがある
アルコール除菌シート手を洗わずに清潔に保つためにはシートタイプが個人的にはいいと思う
タオル敷物や応急処置にも使えるので大判1枚は用意したい
かさばって困る場合は圧縮タオルがおすすめ(100均にも売っています)
マスク感染予防や粉じん予防のために必須
子どもがいる場合は子ども用も用意する
個包装のものだと衛生上いいかも
大人・子どもそれぞれ1箱(30枚入り)あると安心
着替え使い捨ての下着を用意すると洗濯のことを考えなくていい
保存の際は圧縮袋に入れると場所をとらない
最低4日分
ランタンなどの置く照明2部以上は明るさを確保したい
懐中電灯・ヘッドライトなどの持ち運びやすい照明手回し式の懐中電灯だと電池いらず充電いらず
ラジオと一緒になっている懐中電灯だと便利
ヘッドライトは両手も使えるので1つあると助かる
モバイルバッテリー最低20,000mAh以上の容量のもの
できるだけ防水タイプを選びたい
充電方法や充電できる電化製品をよくチェック
ポータブル電源があるとなにかと便利だけど重い&高い
替えの電池使用する機器に合わせたサイズ・量を用意する
10年以上保存できるものがおすすめ
カセットコンロ&ボンベ本体は製造より10年(部品の劣化に注意)、ボンベは製造より7年が使用期限
使う際まわりの環境に注意(火事に気を付けてください)
レトルトとかを温めるならモーリアンヒートパックもおすすめ
温めたものを取り出す時に軍手があると良い
1日×2本×1週間分
紙皿・紙コップ・割りばしいわゆる使い捨て食器
ゴミを増やさないようにラップと併用するといい
ラップ応急処置にも食事にもこより状にすればロープにもなる優れもの
サイズは一般的な30cmがおすすめ
最低3本
履物家の中が割れ物で散乱しているかもしれないので底の厚いスリッパ(かかとまでガードできるもの)、スニーカー
できれば長靴があると安心
スリッパは折りたためるものだとかさばらない
給水用タンク給水車が来た際に水を持ち運びやすい避難人数によるが容量20リットルくらいはあるといいっぽい
掃除セット散乱したガラス等割れ物などを片付けるためほうきとちりとりがあると安心
暇をつぶすアレコレ停電した室内でも遊べるトランプや本などがあると落ち着ける
現金お札はおつりを渡す側が困ることがあるのでできるだけ小銭を用意20,000円ほどあるといいかも
身分証明書免許証や保険証のコピーなどの身分証明書は預金を下ろす時にも使えることもある
(その際にどの証明書があるといいかは前述してます)
お薬手帳のコピーお薬手帳のアプリもあるけどスマホが使用できる状況とは限らないので紙ベースの方がいいかも
アレルギーがある場合は記載しておく
家族の連絡先を記載したものスマホが使用できない状況を想定して紙ベースがおすすめ
防災カードを利用するとなお安心
ヘルメット備蓄としてなら断然折りたためるものがよい
防寒グッズカイロや毛布
夏は小型の扇風機があるといいかも

こちらを印刷して確認用に使用してくださっても大丈夫です。

みなさんのお役に立てばうれしいです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

調べていくうちに私もしっかり備蓄を見直さなければと心が引き締まったわけですが・・・その時どのレベルのどんな災害がくるかは誰にもわかりません。

ひとりでも、ご家族とでもおうちで年に何回か『被災体験』をロールプレイングしてみるといいのかなと思います。
水を極力使用せず、電気とガスも使わないと決めて1日でも過ごしてみると少しでも心構えができるのはないでしょうか。

とくに

非常食は食べてみる

避難用具は使用してみる

消耗品はローリングストック(日常的に使用して、なくなった分を買いなおす)

これが必要だと思います。

使用する物に関しても、例えば

モバイルバッテリーは容量が大きくてUSB(差し込み口はtypeーCが断然おすすめ)で同時に複数の電子機器を充電できるものを用意して
・スマホ(携帯
・ハンディタイプの扇風機
・LED式の懐中電灯やランタンなどの照明
などの避難用具もUSB充電対応にすれば電池を用意する必要もなくなりますが、モバイルバッテリー自体に不具合が出た場合充電手段がなくなってしまうことを考えると電池式にするか、手回しがいいか、ソーラーがいいか・・・

個人的には例えばランタンを2種類用意するなら1つは電池式、もう1つはUSBが使える物など分けるのもアリかなと思います。

が、人それぞれ生活スタイルや考え方も違います。

避難用品というのはたくさん種類があるので、どんなものでも災害時を想定して使用してみて自分が使いやすいものを選ぶことが一番大事だと思います。
コンセントに接続する充電器を使用して「これはイイ!」と避難用備蓄に入れておいても肝心の時に電気が通っていない可能性があります。必ず災害時と同じようなシチュエーションで使用してみてください

普段から使用しないものも多くあると思いますが押し入れやクローゼットの奥深くにしまわず、いざという時にすぐ取り出せてなおかつ日常に邪魔にならないところにしまっておいてください。(これがむずかしい)

意外と使わないらしい避難グッズ

最後に意外と使わないと言われている避難グッズをご紹介します。

ロウソク・・・避難場所では使用できないことが多い。(火事などの危険性があるため)自宅避難でも倒すと危ないので結局使わなかったとの声も。

ロープ・・・縛り方について詳しくないのでそもそも使い方がわからない(使い方を色々知っていると救助などで心強い存在に)

コンパス・・・方角がわかるだけでは道や避難場所までわからないのでなんやかんや使わなかったなんて意見も(コンパスは私も使いこなせる自信なし)

他にもラーメンを作るお湯を作れなかったのでインスタントラーメンは不要だったという意見もありました。(カセットコンロなどがあれば解決?)

ほんとうにどんな状況になるかは誰にもわからないので「なくて困った!」より「あ~使わなかったな」くらいの方がいいのかもしれません。

私が調べた災害グッズも「ほとんど必要なかったよー。収納場所無駄にしたなー」と文句がでるくらいがいいなと思います。

あなたが、あなたの大切な人が無事に過ごせますように!


プロフィール
この記事を書いた人
あびう

男児二人育児中のアラフォー主婦
寝ること、食べることが大好き
面倒くさがり、のんびり屋ながら何かに挑戦しようとブログを開始

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