こんにちは、あびうです!
ドメインって何?となった時、よく「インターネット上の住所と考えればいい」と説明されます。
しかし、URLって何?と調べても同じく「インターネット上の住所と考えればいい」と説明されます。
ん?じゃぁ『URL』ってイコール『ドメイン』なの?となりますよね。
いえいえ、これらは違うものだったのです!
今回は『URL』と『ドメイン』について調べてみました。
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URLとは
UniformResourceLocatorという正式名称の略語です。
日本語に訳すと『統一資源位置指定子』と言います。おぉ、なんか強そうだ
また名を『ホームページアドレス』と言い、Webサイトのインターネット上の場所や情報を表しています。やっぱり住所的な意味ですね。
住所を表しているので、同じURL(住所)は存在しません。どれも世界に一つだけのURLです。
そんなURLは
①プロトコル
②スキーム
③ホスト名
④サードレベルドメイン
⑤セカンドレベルドメイン
⑥トップレベルドメイン
で構成されています。あ、『ドメイン』って名前がありました!
つまり、URLは住所全体を表していて、ドメインはその中の一部のことなのです。
URLの構成について詳しくみていこう
先程出てきたURLの構造について詳しくみていきます。
例えば『https://sanple.co.jp』というURLがあるとしたら下の図のようになります。
プロトコル
プロトコルとは一般的に『通信プロトコル』の略で、URL内の「http」や「https」の事を指します。
『通信規約』や『通信手段』ともいい、Webページなどで行う通信を、実行するためのルール(約束事)と説明されますが、ちょっと難しい…ざっくり表すと【お互いが異なる〇〇と✖︎✖︎(例えば日本語と英語などの言語)とで通信する際のやり取りに食い違いがないように通信方法を約束するもの】って感じでしょうか。
『HTTP』はWebブラウザで通信する際に使用しますが、プロトコルには他に
FTP=ファイルのダウンロードに使用
SMTP=電子メールを送信するときに使用
などがあります。
スキーム
スキームは先ほどのプロトコル『http』や『https』に『://』を付けたものの事です。
どのプロトコルでデータのやり取りをするかを示します。
例えば『https://』だったら「httpsで通信すること」を示します。
ホスト名
スキーム(http://)の後に続くwwwのことで、正式名称WorldWideWebの単語の頭文字をとったものです。
URL内の『www』はネットワーク上でサーバー(インターネット上の土地)を識別するためにつけられる名前で、サブドメインとも呼ばれます。
サブドメインについては下記【サードレベルドメイン】についても少し登場します。
表記は省略も可能です。
『World WideWeb』は直訳すると「世界中に広がる蜘蛛の巣」となります。
URLに使われるwwwとインターネット上で使われるwwwは少し意味が異なり、『www』=『web』=インターネットと理解してもいいとの説明も目にしますが、インターネットとはファイル転送やメールのやり取りも含まれるので、正しくは「インターネットの機能の一つ」であってインターネットそのものではないようです。
と説明を読むとちんぷんかんぷんになるので、とりあえず『URLの中のwwwはサーバーの識別をするもの、省略可能』と覚えておけばいいと思います。
サードレベルドメイン
ついに『ドメイン』がきました!
wwwの後に続く文字列で、サードレベルドメインは主に企業名や大学名などが入ります。「そのサイトがなんのサイトなのかを示す」ためのものです。
例えばhttps://www.sample.co.jpでいうところのsampleにあたります。
このURLを見れば「あぁサンプルなんだなぁ」となんとなくわかります。
ブログ運営の際は自分や閲覧する人がわかりやすい文字列にするといいと思います。
自由に文字列を設定できますが、誰かが使っている同じ名前のものは取得できません。
そして、自分で設定したドメインは『独自ドメイン』と呼ばれます。
この『独自ドメイン』を使ってサイト運営していくのですが、さらに目的や用途を変えてサイトを運営していきたいなとなった時には『独自ドメイン』の前に『サブドメイン』を作ってドメインを分割することができます。
よく例に挙げられるもので言うとyahoo!があります。
https://www.yahoo.co.jp/←Yahoo!本体のURL
https://news.yahoo.co.jp/←Yahoo!ニュースのURL
上記の場合は「news」の部分がサブドメインです。
セカンドレベルドメイン
続いてco.にあたるセカンドレベルドメイン(SLDと表記されることもあります)です。
ドメイン名を利用する組織の種類(企業なのか個人なのかとか)や組織名(企業名とか)などを表し、この次に続くトップレベルドメインの種類によってどのセカンドレベルドメインになるか変わります。
例えば、『co』は主に『jp』の下で利用されるセカンドレベルドメインとなります。
他に
ac.jp=教育機関
go.jp=日本の政府機関
など特定の組織のみ使用できるセカンドレベルドメインもあります。
トップレベルドメイン
URL最後のjpの部分をトップレベルドメイン(TLDと表記されることもあります)と言います。
Webサイトがどこにあるのかを判別するための情報で、
国ごとに割り当てられたものや(例:.jp)
地域ごとに割り当てられたもの(例:.tokyo)
特定の領域、分野ごとに割り当てられたもの(例:.com)
などがあります。
このトップレベルドメインの種類によってはセカンドレベルドメインまででドメイン名が完結してしまう為、サードレベルドメインがない場合もあります。
例えば.http://sample.comといった場合にはサードレベルドメインはありません。
他にも
.tokyo=東京
.net=ネットワークサービス
.com=商用サービス
.info=情報サービス
.mobi=モバイル.サイト
shop=ネットショップ
.jpは日本国内に住所がある場合にしか使用できないなどそれぞれに用途や意味がありますが、用途に制限はない為、種類によっては(.comなど)一般的なドメインとして利用されるようになってきたものも多いです。
ドメインとは
結局ドメインって何?となった時に簡単に言うと、URLの場合はhttps://の後に続く文字列のことです。
コンピュータの中ではインターネット上の住所はIPアドレスという数字の羅列で表されます。サイトの特定に使う、インターネット上の住所を表すものです。
でも、ただ数字が並ぶだけだとそれを見てコンピュータは理解できても人間が理解できないので、わかりやすく文字列にかえたものがドメインです。
ちなみに、オンラインでサイトの見つけ方を聞かれたら、ドメイン名を教えるのが一般的のようです。
そしてタイトルと少しズレますが、メールの場合でもドメインがあり、@の後に続く文字列がそれにあたります。
まとめ
ざっくりURLの構造をご説明しながらドメインとの違いをみていきました。
URLとドメイン、よくわからない単語が並び敬遠していましたが、構成を見てみると私たちが普段使っている住所の書き方と似ていて、意外と作りが覚えやすいものだったんですね。
どのURLにも存在するものなので、自分の見ているWebページのURL構造を見てみるとドメイン名に新たな発見があるかもしれません。
そして世界に一つだけの、自分だけの独自ドメイン…ぜひドメイン名を決める時はお気に入りの名前を付けてみてください。
読んでいただきありがとうございました!
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