なにか始めよう!自分を見直したい!変わりたい!!
と思った時って断捨離から始めたりしませんか?
私は今まで何度も「よし!生活を見直そう!」的な意気込みを持ってきましたが、いつもなぜか断捨離から手をつけてきました。(そして意気込みは長続きしませんでした)
断捨離系自己啓発本もいくつか読んできましたが、よく下のような言葉が書かれていることがあります。
・必要になった時に買えばいい
・後で後悔したら本当に必要なもの。その時に買いなおせばいい
・もっと気に入るものに買い替える
・壊れたら新しく買えばいい
「そんなポンポン買い替えたり買いなおしたりする予算ありません!」
という私なので、いつもミニマリストには程遠い断捨離を行ってきました。
そんな私が過去、断捨離企画で最大級の廃棄パーティーを行ったときは服を捨てすぎて次シーズンにとても困りました。さらにその時は別のことで出費がかさんでいたので洋服に充てる予算はなく、困る以上に焦りました。やっぱり私スタイルだと捨てすぎは合わないみたいです。
なので今回は「洋服は○枚まで」とか数は決めずに処分してきました。
そのほかに過去の断捨離で手放して後悔したものを挙げてみようと思います。
捨てて後悔したもの
本・漫画
気に入っているものは何度も読みたくなるので手元に残しておけばよかった・・・と一番後悔したものです。『読みたくなったら図書館に借りに行けばいい』『買いなおせばいい』と断捨離本でも読みましたが、図書館が休みだったり、買いなおしても買いに行く手間・ネット購入だと到着までのタイムラグが嫌なので処分しなければよかったなぁとたびたび思うのが本でした。
「今日読みたい!」と思ったらすぐ手に取れる環境がストレスフリーなんですよね。
電子書籍なら場所も取らずに買いなおしも手間いらずなのですが、電子書籍にも挑戦しましたが、戻って進めてと振り返りながら読む私は紙の書籍の方が合っていました。
そしてなによりあのページをめくるワクワクが好きなんです。
と話は逸れましたが、もしお気に入りの書籍があったら捨てる前に少し考えてみてください。
「もう本当にいらないかなぁ?」
もしかしたらその書籍は絶版かもしれません。
古本屋にもなかなか置いていないかもしれません。
フリマアプリで見つけても高額かもしれません。
そして捨てて後悔した『お父さんは心配性』『すごいよ!マサルさん』・・・その他たくさんの作品たち・・・
写真・アルバム
最近は撮った写真をクラウドに保存してくれるサービスとか多いですよね。
私も利用していますが、モノとしての写真もある程度はとっておけばよかったと後悔したことがあります。
データでは管理されていなかった時代のものはもちろん、スマホやデジカメに入っているお気に入りの写真はアルバムに入れて家族で見直して思い出話に花を咲かせるアイテムにもなります。
デジタル化できて便利も多いのですが、パソコンやスマホをみんなで覗き込んで写真を振り返るより、私は少しアナログなこのやりとりがちょっと幸せに感じたりします。
とはいえ現像もお金がかかるし、枚数が多すぎるのも管理が大変なので厳選する事が大切です。
その厳選が楽しいけど難しい・・・ただでさえ取捨選択が下手なので時間もかかるし、結局大量の『お気に入り』が出来上がってしまいます。こういうところをサバサバっと選択できるようになりたいものです。
CD
昔は音楽を聴くのが大好きでCDもよく買ってました。
子どもの時なんかラジカセの歌番組で好きな歌が流れたら録音ボタンを押してカセットテープに入れて何度も聞いたりして(同じことしていた方いませんか?)
今も音楽は好きですが、なかなかゆっくり聞く時間が思いつかず最近の曲に全然ついていけていない状況です。
最近はCDよりもサブスクだったりネットで曲ごとに購入してスマホとかでどこでも好きな曲を聴ける便利な時代になりましたよね。と言っては見ましたが、最近の音楽を聴くツール、手段についてもあまり理解できていない私です。
『CDはデータに取り込んで処分』を実践してみましたが、後悔したものがあります。
初回限定盤
廃盤
思い出しただけでもちょっと悲しくなりました。
ジャケットが好きだったり、歌詞カードだって捨てたら手に入りません。
後悔するか不安になったらもう一度CDケースから取り出し、機械に入れて聴いてみて、歌詞カードを読みながら歌ってみたりして、それから捨てるか考えてもいいかもしれません。
もう手に入らないもの
捨てる前に今後価値が上がるかを考えてから捨てないと、
子供の頃お小遣いでひたすらに集めてたトレーディングカード(カードダス?)・・・大切に持ってたら今頃・・・
という可能性があります。(捨てて後悔した私)
他にも趣味系の物(フィギュアとかおもちゃとか色々)は価値が高騰する可能性があるかも?ないかも?ギャンブル的要素もありますが、十年寝かせておいて価値が変わっていたらちょっとした資産になるかもでワクワクできます。
もし収納スペースに余裕があれば厳選して大切にしまっておいてもいいと思います。
捨ててはいけないもの
家族のもの
これは自分の判断で絶対に捨ててはいけない代表格です。
「もうこれいらんだろ」と思っても家族にとっては必要だったりするので、家の物処分祭をする時は必ず家族のものは持ち主と話し合って進めていきましょう。
それで全く処分できなかったとしても半年後、来年にでも再度聞いてみると捨ててくれたりするので、根気よく家族と向き合うことが必要です。
絶対に何も言わずこっそり処分していけません。
自分を明るい気持ちにしてくれるもの
子供の頃から一緒にいるぬいぐるみだったり、受験時代に応援してくれる人からもらったシャーペンだったり、他人から見てボロボロだったり汚かったり使えなくなったりしたものでも、それがあることで自分の気持ちが落ち着いたり、楽しくなったり、頑張ろうと思えたり、ポジティブになれるなら捨てない方がいいです。
地図が好きな人なら、もう地名が変わってしまって今は実用的ではない地図(地図としては機能していないもの)でも眺めているだけでワクワクして気分転換できたりします。
生活する上で必要あるかないかだけで処分を決めず、自分を励ましてくれる存在があるなら他人から見てどんなガラクタでも自分のためになるものを残してみませんか?
そのものの価値は自分が決めるといいと思います。
まとめ
ざっくり考えたものを挙げてみました。
私自身『断捨離』できないタイプなので「これ捨てたら後悔するかな」が多く、物の処分はかなりの精神労働です。
私がやっているのは『断捨離』ではなく『片付け』ですね!それもアリだと思います!
大切なのは、家に何があって、何が必要かを見つめ直す&自分と家族の気持ちとよーく向き合う
ことではないでしょうか?(ちょっとかっこよく締めたつもり)
では、お互い後悔のないお片づけを楽しみましょう!