なんかホラー映画観たいなーと思ったので、今回はホラー映画で検索してみたらおすすめ映画として紹介されていたのでいつものごとく前知識ゼロで観てみた【ウィリーズワンダーランド】。
なかなかにぶっ飛んだ映画でした!
これはまさに狂気の掃除映画。
・かなりスプラッター系の映画です。(グロい描写多め)
・性的要素アリ
・画面が点滅するシーンがあります。(ちょっと長め)
・酔いやすい人は画面酔いするシーンが多いかも?
映画紹介
監督 ケヴィン・ルイス
脚本 G・O・パーソンズ
音楽 エモワ
製作国 アメリカ
ジャンル ホラーアクションコメディ
上映時間 88分
公開 2021年
製作費 500万ドル
興行収入 約46万ドル
もうこれだけで自分的には話題性が高い。
公開時は大コケしたけど、後になって一部で再評価された映画なのかな?
登場人物
男・・・主人公。車の修理代が払えないため、廃遊園地「ウィリーズ・ワンダーランド」の清掃を一晩請け負う。
ストイックすぎる性格。
ジェド・・・男の車の修理を請け負った男。
テックス・・・ウィリーズ・ワンダーランドの現オーナー。廃遊園地となってしまったウィリーズ・ワンダーランドの営業再開を望んでいる。
ルンド保安官・・・リブの保護者。
エヴァン・・・新人保安官。
以下、町の子どもたち
リブ・・・ルンド保安官に育ててもらっている。ウィリーズ・ワンダーランドを放火しようとたくらむ。
クリス・・・リブが好きな青年。
キャシー・・・ボブの彼女
ボブ・・・キャシーの彼氏
ダン&アーロン・・・存在感薄い青年二人
名前は劇中でもそんなに出たかなーレベルなので(主要人物以外)よくわからない名前はWikipediaで調べちゃいました。
(ロボにも一体ずつ名前があるみたいなんだけど、出てこなくない?)
あらすじ
主人公(以下、男)が車を運転していると、警察の車止めを踏み抜いてタイヤがパンクしてしまう。
立ち往生しているところに現れたトラック運転手に車の整備をお願いできたが修理費用の手持ちがない。
そこで修理費用の代わりに、廃遊園地の「ウィリーズ・ワンダーランド」の清掃を一晩してくれたら明日の朝には修理した車を持ってくると提案される。
ウィリーズ・ワンダーランドの清掃を始める男。
しかし、その遊園地は呪われた殺人遊園地だった。
男の命を懸けた夜が始まる・・・。
ネタバレありの感想
ある閉鎖された遊園地・・・そこでは昔、多くの人が異常者である従業員たちによって殺害された過去があった。
殺人者たちはその魂を自死によって遊園地のマスコットロボットに移し、現在も訪れる人間を殺し続けていた。
一晩そこに閉じ込められたら最期。
呪われたロボットたちに追われる恐怖が待っている・・・・
ここだけ聞くとサイコスリラー?脱出系のやつ?とか思うんですけど、これ、ホラーコメディです。
観終わった後の感想は率直に言って「なんじゃそりゃ!」でした。
伏線とか考察とか難しいこと考えずに、頭空っぽにして観た方がいいやつだと思います。
ただ面白くないという意味ではありません。
難しいことは考える必要はないんだと思います。
一切セリフのない主人公
今作主人公(ニコラス・ケイジ)は全くセリフがありません。映画開始から終わりまで一切なし。
声が出ないのか?と思いきや、エナジードリンク飲んで「ウハァー」みたいな声を出していたので、ただ無口なだけっぽいです。(ちなみにこのエナジードリンクは架空のメーカーの架空のドリンクらしいです。)
しかも表情も少ないから何を考えているのか読みにくい。
(映画後半でめっちゃテンション上がってるシーンがあるけど、そこ以外ほぼ無)
でもかなり几帳面な性格で、自分のやるべきことを邪魔れるとブチ切れます。
しかもめちゃくちゃ強い。あのエナジードリンクにドーピング効果でもあるのか?
いや、深く考えちゃいけない。
ということで、全く喋らない何考えてるかわからない男が仕事を邪魔されたからロボを壊しまくる!
ロボの背景とかそこで昔何があったかなんて一切興味ないし関係ねぇ!
まさに映画ラストで語られた「男の中の男」なのです。
あぁいう人間に私はなりたい。
子供たち
町に住む悪ガキ(?)たち6人にもヒロインのリブ以外の深いストーリーはありません。
そもそも呪われた遊園地を焼き払ってしまおうとしているから悪ガキでもないのか?
いや、深く考えちゃいけない。
クリスだけが私にとって心残りです。
彼は素直でいい奴だったんだぜ。(素直過ぎたんだぜ)
キャシーとボブみたいな人はホラー映画でよくいますね。
(そしてこういうキャラは必ず死ぬってオチ)
今回、クリスは生き残ると思ったのにまさかの全滅とはびっくりしました。
そんな潔さもいいのかも。
しかも人物の背景が全くと言っていいほどないから感情移入も何もなく、淡々と死んでいくって感じです。
この監督さん、どうしたのかちょっと心配になるレベルでサクサク死にます。
どうした保安官
リブの保護者であるルンド保安官(え、名前あったんだ。完璧記憶から消えてた)、リブに対してはすごい愛情を注いでいる感じがするのに(接し方に問題はあるけど)ロボに服従しすぎじゃない?
ロボに勝てそう!ってわかってるんだから加勢してくれればいいのに後半のアレはモヤモヤせずにはいられませんでした。
その銃でウィリー撃てよと。
もしかしたら保安官もいつのまにかロボに心を乗ったられていたのかも?
はっ!深く考えちゃいけない。
町の人たちもさー・・・
なんでみんなでウィリーたちの討伐に行かないんだろう?
ニコラス一人で素手で勝てる相手だよ?銃持って数で攻めれば楽勝じゃない?
生贄とかいらんくない?
・・・・あぁ!どうしても深く考えようとしてしまう!
音楽がいい!
ストーリー序盤の行方不明のポスターをニコラスが見たときの効果音で確信しました。
「あ、これコメディじゃない?」と。
普通不穏な雰囲気を演出するであろうあのシーンでなんであの音なのかと。
笑っちゃったじゃない。
そして遊園地清掃が始まった後の音楽もいい!
あの戦闘音楽は癖になります。(聞いたらわかってくれるはず)
あるロボとの戦闘では多分子供のころ聴いたことがあるんじゃないかなぁという童謡も流れますが、使い方が本当にいいと思いました。
なんでその曲!?みたいな。
なのにこの映画のクレイジーさにすごく合ってるんですよね。
主人公にセリフがないからこそ音楽の効果が大きいんだと思います。
どうしても考えてしまう
序盤から最後まで靴(というか足)のアングルがやけに多いんですよね。
なにか伏線でもあるのかと最初注視してましたが、多分アレ、なんでもないんだと思いました。
でも、どうしても考えてしまう作りになっているのがすごい!
ナゼ登場人物の足をそんなにピックアップしてアングルを上にあげる手法で撮ってるの?
なんで主人公全く喋らないの?
なんでそんなに強いの?
なんでそんなに時間に厳しいの?
なんで保安官はそこまでウィリーの肩を持つの?
なんでリブだけ小さい時も今回も生き残ったの?
なんでリブもそんなに強いの?
あの飲み物はなんなの?
なんで最後何も言わずにリブと去っていくのーーーーー!?
挙げればまだまだ出てくる疑問すら「は?別に意味なんてないよ?」と突っ返されそうで、でも本当は監督に意図があるような、じつに晴れない気持ちを与えるのになんでこんなにスカッとした気持ちにもされられるのか。
答えは簡単。
あっさりと退場するどうでもいいキャラ、ピンチを感じさせない圧倒的強さの主人公。(ラスボスが唯一ちょとピンチになってたけど)
これだ。
ということで深くは考えてはいけないんだと思います。
まとめ
今日は頭使ったなー
簡単な映画でも観るかーという時にスカッとさせてくれる映画かもしれません。
逆にいろんな意味で頭をフル回転させることになるかもしれない賭けとなりますが。
いわゆるB級映画と呼ばれるものなんだろうとは思うんですけど、おすすめ映画に挙げられる理由もわかる気がします。
この映画の言いたいことはきっと
深く考えるな!だまって掃除しろ!
ということなのではないでしょうか。(個人的な解釈です)
お部屋の掃除、しなきゃいけないのになーんかやる気でないなーとなっているそこのあなた。(そして私)
スプラッターに抵抗がなければモチベーションを上げるのにぜひおすすめです。
併せて、掃除のモチベーション上がらない時におすすめの方法を考えてみた話もありますので、こちらもよければぜひ↓

あのロボたちはもしかしたら「掃除をめんどくさいと思っているその気持ちを敵にしたもの」なのかもしれませんね。
監督が掃除しようと思った時に思いついた話なのかも?(たびたび言いますが、私個人の妄想です)
とはいえ・・・やっぱり深く考えてしまう・・・
とりあえず、いかなる邪魔が入ろうとも破壊できる腕力をつけるために筋トレでもするか!

