ある日息子が「大阪国際美術館で富嶽三十六景が見られるんでしょ?見に行ってみたい!」と言ってきました。
なんでいきなり富嶽三十六景?どうして芸術?あなたバッタとかそっち系じゃなかったっけ?
まぁ子供は突然思いもしないジャンルに興味を持つもので・・・
調べてみました!
私「葛飾北斎は大阪国際美術館にないなぁ・・・どこで聞いたの?」
息子「友達!」
これはどこかでボタンを掛け違えてるぞっと推理した結果
大塚国際美術館でした。
うん・・・そういうものなのです。だがそれがいい。
私も美術に関する教養は中学で止まっているので
徳島県は鳴門(なると)市にある大塚国際美術館に行って芸術に触れてきました。
これから行く人の参考になればうれしいです。
・小学生2人、大人2人の4人
・車でGO
・春休みの平日GO
では世界の美術品への旅、始まります!
大塚国際美術館はこんなところ
基本情報
普段美術館って敷居が高いというか、どう楽しんでいいか想像もつかなかったので
とりあえず入場チケットっていくらなのよと調べたら
一般¥3,300!(2026年春当時の当日券の金額です)
え、え、美術館ってそんな高いもんなの?と他の美術館も比較してみたら
どうやら大塚国際美術館は
日本で最も入場料が高い美術館だそうな。
広さは延べ床面積約3万㎡と日本最大級、
古代壁画から現代絵画まで、名画1,000点余りを特殊技術によってオリジナルの作品と同じ大きさで複製した
【陶板名画美術館】なのです。
2026年春当時の基本情報を簡単にまとめると
・開館時間9:30~17:00
・入場料は日本最高額(2026年春当時)
・延べ面積は日本最大級
・観賞用ルートは約4Km
・展示されている名画はオリジナル大の陶板名画
・展示作品は1000点越え
上記情報は変更する可能性もあるので、詳しくは大塚国際美術館公式HPをご参照ください。
絵画鑑賞の合間にお仕事ができる「ワーケーションスペース」もあるみたいですよ!
所要時間・その他情報
日本最大級の美術館、全体を見て回るにはどれくらいの時間が必要なのか・・・
いろいろネットで調べたところ目安所要時間は
短くても1時間半、ゆっくりみるなら1日じっくりかかります。
広いだけでなく、なんといっても作品数が多いので
まぁー疲れる。
長男は「足が痛い」と入館時からテンション↓↓だし。
(これには入館前に鳴門の大渦を見に行って歩き回ったという事情がありますが・・・すまんよ息子)
大渦についての記事は↓をご参照いただければうれしいです!

しかし!ありがたいことに、各所に休憩用の椅子が配置されています。
それも味気ない統一されたベンチではなく、展示スペースにそれぞれ合ったものが置かれているので展示されている絵画の雰囲気を損なわない・・・ような気がするんですよね~。(すみません素人が知ったかしました)
なので場所によっては好きな絵を座ってじっくり眺めることもできたりします。
さらにありがたいことに
記念撮影ができる!
※商用目的の利用は厳禁、ストロボ・フラッシュ・三脚の使用はできません。
館内にはいくつかフォトスポットも用意されていて、
衣装を着て【なりきり真珠の耳飾りの少女】ができる場所までありました。
クイズがあったり作品のちょっと怖い裏ストーリーを動画で見られたり、
観賞して終わりではなく、体験する美術館として子供も楽しめていました!
「あー疲れたなーお茶でもするか」という方も安心!
館内にカフェとレストランがあるので朝からの入館でもランチに困りませんし、ちょっとお茶したいなーも館内で完結できます。
と言っても今回カフェにもレストランにも行けなかったので次回かなぁ・・・
メニューに美術品にちなんだものもあって、おいしそうだし見た目もおしゃれです。
そのほか徳島県の名産を使ったものもありました。
HPにメニューが紹介されているので見てみてください!
「いやぁー、外で徳島グルメを食べたいよ」という方も大丈夫!
当日に限り再入館も可能です。
ちょっとした注意点
今回自家用車で行ったのですが、
美術館専用駐車場(無料)が美術館と約500m離れていて
「あ、歩くのか・・・」と思いきや
無料シャトルバスが随時運行されているので助かりました。
ただ、天井がないTHE・屋外駐車場なので、雨が降っているときは傘や雨具があると安心です。
ということで、駐車場は美術館からちょっと離れているのでそこは注意!
次に入館後、一番最初に長いエスカレーターを上ることになります。
ベビーカーや車いす等を使いの方やエスカレーターの利用が難しい場合はお問い合わせください。とありましたので、公式HPをチェックしてからお出かけください。
行ってみた感想
本当に展示作品数が多いんです!
私自身ほとんど美術作品に詳しくないのですが、有名なゴッホの【ひまわり】やムンクの【叫び】、フェルメールの【牛乳を注ぐ女】など、どこかで見たことがあるぞという作品を身近でたくさん観賞することができつつ、何より知らなかった作品を多く知ることができたのがよかったです。
お恥ずかしながら最後の審判とかサイゼで見たことあるくらいのレベルなので・・・
私がそんな状態なのに「美術館なんて子供には楽しめるのかしら?」と心配もしましたが、意外と「この絵のここが好き」とか「この部分はどうなっているのか」など興味を引くものも多かったようです。
ここでやっておけばよかったのが
絵画の知識を前もって入れておく
これをやっておけばさらに何倍も楽しめたなと思いました。
最近ではYouTubeで絵画の裏話や作者の生い立ちなどわかりやすく説明してくれているものもありますし、絵画の本もたくさんあるので、ちょっとだけでも
「じつはこの絵はね・・・」
という小話的なものを頭に入れておくと、実際の絵画を前にしてクスリとしたりぞっとしたりさらに感情を乗せた楽しみ方ができると思います。
例えば、入ってすぐ見ることのできる【最後の審判】、ものすごい迫力の大きな絵なのですがこのなかに作者のミケランジェロが描かれている・・・という話を帰ってから知ってがっかりしました。
しっかり見たかったな。
あとは大塚国際美術館の特徴のひとつでもある【環境展示】!
ひんやりする洞窟に展示されていたり、教会の中を再現していたり・・・
屋外展示のモネの【大睡蓮】は迫力がありました!
ただ整然と並べられているだけではなく、当時こんな感じで飾られていたんだなという再現が楽しかったです。
さらに有名な絵画【最後の晩餐】については修復前と修復後を見比べることもできたり・・・
ただ絵を眺めるだけだと子供たちもだんだん飽きてくるよなーと思っていたのですが、エンタメ性も十分あったので楽しめたようです。
帰りにはミュージアムショップ(いわゆるお土産屋さん)でお気に入り絵のポストカードと【ひまわり】と【叫び】のパズルとしおりを買って帰りました。
このしおりがまたいいんです!
角度を変えて見ると絵が変わるレンチキュラー印刷になっていて、ムンクはだんだん近づいてくる感じだし、私用に買った最後の晩餐風の絵は様々な絵画の人物が描かれていて帽子を脱いだり手を広げたりします。
パズルについては帰って作ったら楽しかったので、欲を言えばパズルをもう少し種類増やして欲しかったかなって思いました。
絵の中の各所色の違いとか見ながら改めて叫びとひまわりを楽しんで、できあがったものは100均の写真縦に入れて飾っています。
他にもピンバッジや文具もたくさんあって、お菓子もありましたが、大塚国際美術館ならではのお土産はやっぱり
大きさ様々な陶板が購入できる
これですかね。小さいものだとはがきサイズくらいのもので4、5千円で大きいものだと5万越えだったと思います。
(高くて買えないなーってあんまり値段見てなかったから違うかも?)
お店自体はそこまで広くないのですが、面白いグッズがたくさんあってあれもこれも気になっちゃいますよー
まとめ
結局最初の目的だった【富嶽三十六景】は、当日1枚しか展示されていませんでした。
(イベントとかあればもっと展示されるときもあるかもしれません)
それでも子供たちはたくさんの絵を見て楽しそうだったので本当に行ってよかった!
次男がやけにムンクの叫び気に入っちゃってたけど何か刺さるものがあったのかな?
長男は落ち着いた風景画っぽいのに惹かれたみたいです。
親の思いもよらないお気に入りの絵画を知ることができたのも大きな収穫ですね。
帰ってから知ったのですが、大塚国際美術館に展示されている絵画は触ることもできるとか!
(公式でないサイトで見つけた情報なので、美術館にご確認いただけたらと思います。)
帰ってから知った情報もいくつかあったので、改めて作品の裏話を少しでも仕入れてから時間をかけてゆっくり見て回りたいし、これはまた次回再訪しないとなー
ということで、大塚国際美術館を簡単にまとめると
・広い!
・作品多い!
・楽しい!
そんな美術館でした。(簡単すぎだろ)
あまり美術品に詳しくないから・・・
子供がいるから・・・
という方でも大丈夫!
古代から現代までの絵画を楽しみつつ写真も撮って、疲れたら椅子で休んで、お腹がすいたらご飯食べて、庭園に出てお散歩もできます。
近くに鳴門の大渦が見られる【鳴門海峡】もあるので、ホテルに宿泊してゆっくり観光するのもおすすめです。
→徳島・鳴門周辺の宿泊先を見る
鳴門海峡の大渦に関しては、かの有名な歌川広重も日本全国の名所を描いた六十余州名所図会(ろくじゅうよしゅうめいしょずえ)で【阿波 鳴門の風波】という作品を残しているほど、魅力ある自然の芸術です。
【阿波 鳴門の風波】は東京国立博物館に所蔵されているみたいなのですが、残念ながら常設展示はされていないようですが、実物でぜひ体感していただきたい!
最後におまけですが、最初に我が子が間違えた【大阪国際美術館】は大阪に【国立国際美術館】という場所が実際にあって、おもに現代アートを展示しているみたいです。
機会があればこちらも行ってみたいな。
それでは!
