レンタルビデオ店と映画『ルーム13』の話

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あなたはレンタルでDVDを観たことがありますか?

今回は「レンタル店での出会いって素敵だからCDもDVDもレンタルしに行こう!」というお話です。

まだまだVHSが現役だった頃。

しょっちゅう地元の個人が経営しているレンタルビデオ店に行ってはCDやビデオ(時代が流れるにしたがってDVDに変化しました)を借りに行ったものです。

CDのジャケットやビデオのパッケージを観てるだけで楽しかった思い出があります。

最近はサブスクで家にいながら観たい映画をボタン一つで観られる便利な時代になりましたよね~。

何作品か観たら「あなたが興味ありそうな作品」とか言っていろんな候補出してくれたり、人気ランキングとか出してくれたり。

確かに便利で私もしょっちゅう配信映画のお世話になっていますが、ふと、若かりし頃レンタルビデオ店に通ったあの日々を思い出してしまったのです。

個人経営のレンタル屋だったのでほぼほぼ店長が毎日レジをしてくれるのですが、通っていく内に顔を覚えてくれたのか「コレ観ましたか?」とかこっちから「おすすめありますか?」とか聞いちゃったりして。
ちょっとしたコミュニケーションも楽しさの一つでした。
あまり触れてほしくない内容のビデオとか借りる人はこのやり取りが嫌だと思うけど、私的には自分で見つけられなかったであろう作品を教えてもらった時の収穫感はうれしかったです。

そんなこんなで、自分で借りる時たまに冒険してみようといわゆる『ジャケ買い』ならぬ『ジャケ借り』を良くしていました。(CDやビデオの見た目やタイトルで気になったものを借りることです)

内容も良くわからずに借りるので自分に合わない、いわゆるハズレ映画を引くと「あー時間とお金無駄にしたな」と思うこともしょっちゅうあったのですが、中には「聞いたことないタイトルだったけど意外と面白かったな」と思うこともけっこうあって、そんな冒険がハマるんです。

当時はネットもなかったので情報を得る機会があまりなく、内容を知るにはCMの予告やテレビの情報、ビデオの裏に書いてある「あらすじ」を読むくらいしか方法がありませんでした。
(映画や音楽好きな知り合いがいたらそこから色々情報交換もできるけど悲しいことにそこまで音楽を聴いたり映画を観る友人が周りにいませんでした。ん?というか友達が少なかったのか。)

いわゆるB級と呼ばれるような映画で面白いものや印象に残り続けるものが多くあったのですが、ふと、たまに観たくなる映画があります。

それが『ROOM13』。

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ROOM13という映画について

フランスの映画なのですが、

・監督13人による

・一話6分程度で終わる

・短編オムニバス(ショートムービー)

というちょっと珍しいものでした。(珍しくない?すみません、映画そんなに詳しくないので・・・)

作品紹介

監督・話のタイトル

 アルナ・ヴィリエ、ファビエンヌ・ベルトー『老女の晩餐』

 パスカル・サンジュヴァン『非常のダイス』

 ディディエ・ドゥレトル『バスルームの真相』

 ミキャエル・スエテ『毒の応酬』

 ニコラ・クーシェ『花嫁の過ち』

 フェリベ・モンボンテ『裏切りの引鉄』

 ラース・ブラマーズ『三度目の正直』

 オリヴィエ・ダーハン『呪いの初夜』

 フレデリック・フォレスティエ『狂気のゲーマー』

 ミィリアム・ドナシス『嫉みの贈物』

 エリック・バレット『偶像の願い』

 オリヴィエ・メガトン『13人目の犠牲者』

 サラ・レヴィ『テントウムシの娼婦』

   

   1999公開

上映時間 85分

ジャンル サスペンスホラー

※暴力や流血があります。苦手な方はご注意ください。

あらすじ

とあるホテルの13号室。

この部屋に泊まった男女2人のうち1人には必ず死が訪れる。

これだけです。

あとはその部屋で起こる13組の男女のお話となります。

見どころ

たぶん監督さんたちに「ハイっでは『ホテルの13号室に男女が泊まったらどっちかが死んじゃう』ってお題でお話作ってください」とリーダー的な人から出題されたのかなと思うのですが(13人の監督さんが話し合って「こういう設定にしようぜ」ってしたのかも知らんけど)、13話もお話があるとやっぱり微妙な話と印象に残る話が出てきます。

私的に20年程前に観た以来なのにぼーっとしている時にふと思い出しちゃうくらいには印象に残っているのは『嫉みの贈物』と『花嫁の過ち』というお話です。
(内容に関しては是非観てみていただきたい)

とにかくこの映画、

一話が短く、種類が多い

ここが見どころだと思います。

約1時間半の間に13個も奇妙なお話が見られるんだから最近の『世にも奇妙な物語』よりコスパがいい。

シチュエーションは限られていますが、各監督さんの個性があらわれていて個人的にはおもしろかったです。

感想

『13』って海外では不吉な数字として避けられているみたいです。

日本でいう『4』(『死』を連想させるので縁起が悪い数字と避けられることが多いようです)的な扱いですね。

そんな不吉な数字の部屋に泊まってしまった男女の悲話。
(海外だとそもそも『13』っていう部屋番号自体ないことも多いらしい)

この映画、星進一さんのショートショートとか『世にも』とかの短い不思議な話が好きな人には結構刺さるんじゃないかと思います。

時にスリリングで時にホラーな演出が見ていて飽きませんでした。
(どっかで観たことあるような設定だなーってのもあったけど)

なにより一話たったの6分だもの。飽きる前に話が終わります。

時間がない時でも通して1時間半弱観る必要もないから1話ずつ暇つぶしに観てもいいし、ちょっとした動画感覚で観られる映画でもあります(監督に失礼か)

一話一話に彼らが宿泊した日付がちゃんと設定されているのもおもしろかったです。

最初に死んだ人は知らずに泊まっちゃうかもしれませんが、それから何人も泊まるとか・・・私だったらあんなに人が死にまくってる部屋、絶対に泊まりたくないですね。

少し暴力や流血があるので(少しじゃないか)そういったものに抵抗がない方は一度観てみてはいかがでしょうか?

ただ、配信はいまのところなさそうです。

なので観るとしたらレンタルか購入となります。

そしてちょろっと探しただけなんですけど、購入の場合は中古しかないかもしれません。
(新品あったらごめんなさい)

そしてレンタルという話

今回ご紹介した『ROOM13』という映画、観た人の評価はそこまで高くないです。

でも口コミとか評価って参考程度のものであって、自分にはすごい印象に残ったりおもしろかったー!ってなることもあると思うんです。

映画とか本とか音楽とかなんでもなんですけど、大事なのは自分がどう思ったかだと思うので、映画の話題を誰かとしていて「あの映画おもしろかったよ!」とこちらが良かれと思って感想を言ったのに「えぇー?アレ面白くなくない?」となるのはしょうがない!
ちょっと空気感重くなるかもしれませんがそのままお互いの良かった&つまらなかったポイントを話し続けてもいいし、「あぁ、相手にはHITしなかったか」と話題を変えてもいいんです。

自分が面白かったという気持ちも合わなかったという気持ちも正解だと思いますし、自分のコンディションや今置かれている環境でまた感想は変わってくると思います。

とにかく「周りの人が面白くないって言ってたから意見を合わせる」ことはおすすめしません。

なんでこんな説教じみたことを言うかというと、「レンタル店で自分の掘り出し物を見つけるのって楽しい」ということを知っていただきたいからです。

他人の評価は一切知らずに自分の感覚でなんとなく借りた作品ってすごくいいんです。
おもしろければ「自分の力でお宝見つけたー!」的な。(語彙力のなさ)

とはいえこの配信時代、家に出ずともエンタメがそろう便利な時代です。

お店まで足を運んだり返しに行くのめんどくさいですよね。返し忘れたら延滞料金かかるし。

そんな人は是非宅配レンタルもおすすめです。

配信されていない掘り出し映画&音楽、はたまた漫画が宅配で届く上にポストに入れて返却なので楽ちんです。

まぁ個人的にはレンタル店に行って実物をじっくり探すあの時間がプライスレスなので本当のおすすめは店舗へ行く。なのですが、自分も最近全然行けてないしなぁ・・・

とにかく細かい前情報無しにしてなんとなく「ビビッ」ときたやつを借りてみてください。
面白くないやつも結構あるかと思います。時間とお金の無駄だと感じるかもしれません。

でもそれがいい!

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プロフィール
この記事を書いた人
あびう

男児二人育児中のアラフォー主婦
寝ること、食べることが大好き
面倒くさがり、のんびり屋ながら何かに挑戦しようとブログを開始

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