【本の紹介】せいかつの図鑑家事初心者の味方!【家事初心者の味方!】

読書
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「そろそろ子どもにお手伝いをさせてみようかな」

「子どもにきちんと自立してほしいな」

そう考えている保護者の方におすすめの本を見つけました!

それがこちら【せいかつの図鑑】です。

私も本屋さんでパラパラっと見てみて「あ、これ子供らにいいかもな」と思って購入したのですが、この本すごいのが

「今度一人暮らしが始まるんだけど家のこと何もしてこなかったからちゃんと生活できるか不安・・・」

なんて方にもおすすめできるところなんです。

表紙をめくって早速『みぎとひだりをたしかめよう』というタイトルと文字通り右手と左手の写真、指の呼び方の紹介が書かれていて「未就学児~低学年向けかな?」と思うのですがその次から始まる内容は、子どもだけにとどまらず大人へも『衣食住』の基本を教えてくれる、または改めて学びなおせるとても実用的なものなのです。

ざっくりとした内容

簡単にですが、内容の紹介は以下のようになります。

衣(きる)

【衣】。それは今着ている服の管理についてです。

まず洗濯物の干し方からですが、ハンカチ、タオル、パンツ、シャツ、Tシャツ、ズボンと種類別に干し方の説明があり、たたみ方の基本もそれぞれの服の種類に分けて写真付きで紹介してあります。

次に、靴や何かを縛る時に欠かせない【ちょうちょ結び】のやり方を紐バージョンとプレゼントの時に助かるリボンバージョンで紹介してあります。

実技的なところではさらに【靴下の手洗いの仕方】【上履きの洗い方】【アイロンのかけ方】【洋服のしまい方】【簡単な裁縫】について写真付きで丁寧に説明があります。

実技だけでなく教養まで学ばせてくれるのがこの本のおすすめポイントで、
服のはじまり
シチュエーションに応じた服の選び方
洋服の部位の名前
生地の特徴
なども絵をまじえて丁寧に説明してくれます。

食(たべる)

食というと【ご飯の炊き方】【野菜の切り方】【味噌汁や肉じゃがの作り方】【食器の洗い方~片づけ方】【台所で使われている道具の名前】などだけかと思いきや、なんと【急須でのお茶の淹れ方】にあわせて日本茶に合う和菓子の簡単な紹介まであります。

急須でお茶を入れる機会って減りましたよね・・・我が家だけでしょうか?

そのほか【季節ごとの旬の食べ物】【食事の作法】【行事ごとの料理】【外国でうまれたお菓子】【カレーのはじまり】などのトリビアまで楽しく紹介されています。

食は包丁などの刃物を使うことも多いからか、同じ項目内でハサミの使い方についても説明があったり、刃物を使わずに紙を切る方法についても紹介があります。

ハサミを使って切り紙をするコーナーがあったのですが、図鑑に型紙が用意されているので直接図鑑を切ることもありません。(図鑑の型紙の上に白い紙をのせて線をえんぴつなどでなぞって使用する仕組みです)

住(せいかつする)

こちらの項目では、基本的な掃除の仕方(雑巾を使った拭き掃除・ほうきとちりとりを使った掃き掃除)、歯の正しい磨き方、爪の切り方、体や髪の洗い方など普段生活する上で大切な【清潔に保つための方法】電話での応対方法(電話がかかってきた時の対応の仕方・電話をかけた時の要件の伝え方)、人が家に訪問してきた時の対応方法・友人宅に訪問した時の作法についてもまるで会社のマニュアルのように説明されています。

電話や訪問対応などは大人になってもうまくできない、自信がない方もいらっしゃるのではないでしょうか?(私は自信がないというか苦手・・・)

さらに今では大人でも頻度の減った【はがきでのあいさつの仕方】、宛名の書き方から暑中見舞い・クリスマスカード・年賀状のルールまであります。

生きている上で大切な病気やケガ・災害についても気をつけるポイントが細かく説明されているのもうれしい。

学校が始まる前に確認しておきたい(大人になってもうまくできていないことも多い)えんぴつの持ち方書く際の正しい姿勢についても絵付きで解説があり、えんぴつの種類による濃さの違いまで写真付きで解説されています。

そしてなんと・・・和式トイレの使い方まで教えてくれるのです!

最近本当に減りましたよね。和式トイレ。

たぶん我が子は使い方を知らないんじゃないでしょうか。聞いてみよっと

ゴミを減らす工夫や分別についても紹介されているので、環境問題を一緒に考えるきっかけにもなるかもしれません。

おまけ(巻末特集)もたのしい!

巻末特集には時計の読み方(新聞のテレビ欄の読み方まで!)やお金の使い方(簡単にですが)もあるので一緒に時計を確認しながら、お金というものを理解する最初のステージにも使えます。

みんなでできる運動や手遊び歌も紹介されているので一緒に読みながら遊ぶこともできます。

女の子の写真による説明ではありましたが【ゆかたをきてみよう】という特集で簡単な帯の結び方まであります。

ゆかたってなかなか上手に着れないのでお祭りや花火大会の時なんかにすごい助かりそうですが、男の子もおんなじ感じなのかなぁ?(ゆかたの着付けできないので全然わからない)

さらにさらに・・・・

【マッサージをしてあげよう】なるページもあって、相手をいたわる気持ちまで養うことができます。ナンテコッタ!

感想

大体ほとんどの項目をご紹介してきたとは思いますが、他にも紹介しきれていないトリビアや学びがいくつかあります。

それくらいこの図鑑はボリュームがあって、どの項目も見どころが満載です。

子どもと一緒に読みながら一つ一つ挑戦していっても楽しいし、大人が今までの家事の不安なところを見直す時にも使えると思います。

そして楽しいのが要所要所にちりばめられた小ネタで、「へぇ~そうだったんだ!」と新たに気づかされることも多い本です。

なんとなく必要がない時でも開いて読んで楽しめる、そんな図鑑に出会えました。

できれば【掃除機を使った掃除の仕方】と【公衆電話の使い方】もあればよかったかなぁと思ったので小学館さん!改訂の際は足していただけるようご検討お願いします!

それを差し引いてもこの図鑑は長く人生のお共になる、生活の説明書になるかもしれません。

一家に一冊ぜひいかがでしょうか。

プロフィール
この記事を書いた人
あびう

男児二人育児中のアラフォー主婦
寝ること、食べることが大好き
面倒くさがり、のんびり屋ながら何かに挑戦しようとブログを開始

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