突然ですがみなさんオーディオブックってご存知ですか?
いわゆる【聞く読書】というやつで、自分ではない誰かが本を朗読してくれるサービスなのですが、これが便利!楽しい!
読書をしたいけど家事・育児で本を読む時間がなかなかとれない
電車やタクシーなどでの移動時間を読書などで有効に使いたい
本を読みたいけど字を読むのは苦手
オーディブルというサービスは聞いたことがあるけどどんなものなのか知りたい
オーディオブック自体はいくつか種類があります。
- 料金設定(聞き放題orチケット買い切り)
- 配信数や自分の好きなジャンルに特化した品ぞろえか
- バックグラウンド再生できるか
- 速度設定はできるか
- 無料お試し期間はあるか
などなど、各社で特徴がそれぞれあるので自分に合ったサービスをおすすめしますが、今回は自分が使用しているオーディオブックのサービスの一つ【Audible(オーディブル)】について体験談をお話しします。
オーディブルとは
Amazonが提供している朗読サービス
(Amazonのサービスではありますが、プライム会員の特典内容には含まれません)
月額¥1,500(税込み)
いつでも退会可能
(年一度だけ1~3か月間の休会もできます)
12万冊以上の書籍&ポッドキャストが聞き放題
※ポッドキャストとは音声番組のことで簡単に言うとインターネットラジオみたいなやつです
30日間無料お試し期間あり
※2か月無料期間をやっていることもあります
俳優・声優・プロのナレーターの朗読が楽しめる
オフライン再生可能
退会後はダウンロードした本でも聞けなくなる
↑これ注意点です
Audibleはこちらからオーディブルのいいなと思ったところ
12万冊以上の作品が聞き放題
これがすごい!
特に読書習慣がなく「読書をはじめたいけど何を読めばいいんだろう?」という時にも、ジャンルにとらわれずおすすめがたくさん表示されるので口コミから選んだり、話題の本をとりあえず試したりすることができます。
ダウンロードすればオフライン(インターネットがつながっていない状態)でも再生可能
Wifi環境下で本をダウンロードすれば外出時に圏外になってしまっても再生ができます。
移動中のトンネルの中とかブツっと内容が途切れるとちょっとストレス・・・という時にも助かりますね。
オフライン再生設定にしておくと通信量の節約にもなります。
俳優さんや声優さんの朗読がある
なんとなく聞いてみた本、聞き覚えのある人の声だな~と思ったら知ってる俳優さんが読んでたんだ!なんてこともあって違った楽しみ方もできます。
それが好みの話し方や声の俳優さんや声優さん・ナレーターだと内容もスイスイ入ってくるし読書が楽しくなります。
ながら聞きできる
これがメインの目的でオーディブルをしている方は多いんじゃないでしょうか。
家事をしながら、通勤・通学などの移動中、筋トレやウォーキングなどの運動中など比較的あまり考え事をしなくていい状態【手は空いてないけどこの時間を有効活用できないかしら?】という時に読書ができるのはかなりのメリットだと思います。
絵を描いているときや編み物をしているとき・草むしりしているとき・・・そんなシーンにもおすすめです。
目が疲れない
耳から理解ができるオーディブルだと「目が疲れたな~」とか「今どこ読んでたっけ」なんてことがありません。
文字は読んでいるのに頭で理解が追い付かなくて前のページから行ったり来たりがないので内容が詰まることなく進めやすいです。
再生速度が調整できる
オーディブルは朗読の再生速度を0.7~2倍まで変えられます。
大体私は1.5倍で聞いていますが自分のちょうどいい速さで聞けるのは便利ですね。
耳から理解できるので語学勉強に向いている
流し聞きもできるので語学勉強にもおすすめです。
自分的には古典文学の独特な言い回しや、難しい言葉遣いも内容が耳から入ってくるので目で読むよりも理解しやすかったかなと思います。
オーディブルの残念に思ったところ
ここまでオーディブルを自分が使っていていいなと思ったことを挙げていきましたが、自分的にちょっとな~と思うこともあります。
読み間違い
以前聞いていた本で漢字の読みまちがいがあったことがありました。
スイスイっと聞いていた中で「ん?」と引っかかるところがあると内容が途切れてしまうので少し残念でした。
逆に自分ではサラッと読めない漢字も聞いているとわかったということもあるので一長一短です。
声や話し方が自分好みではない
もうこれは完全に個人の感想です。
イメージしたキャラクターの声がなんだか合わないな~とか話し方が苦手だな~と思ってしまうと、せっかく内容は面白くても本自体がつまらなく感じてしまいます。
逆にあまり面白そうじゃないけど聞いてみた系の本でも、声や話し方ですごく面白く感じることもあるのでここは少しギャンブル要素があります。
本の内容に合った話し方や雰囲気だと、それだけで話に夢中になってしまうこともしばしばあります。
必ず読みたい本があるとは限らない
12万冊以上聞けるとは言っても必ず読みたい本があるというわけではありません。
私は気になっていた本がなかった時は図書館へ借りに行ったり購入しましたが、待っていればいつか配信されるかもしれません。
出たばかりの本はないです。
朗読の収録に時間がかかるのでそれは仕方がないですね。
BGMや音量の違いが気になる
本の始まりと終わりに必ず「チャララ~(←短い音楽)オーディブル」という言葉が流れるのですがこの音が本編より大きくて、わかっていてもいつもビクッとしてしまいます。
また、本によっては本編中にBGMが挿入されていることもあって内容に集中したいのに気になるなーって時があります。
朗読している方の声の大きさもそれぞれで(録音している機材の都合もあるのかなぁ?)以前声が聞き取りづらいくらい小さく感じて、音量を上げたら怒鳴り声をあげる場面で耳がキーンとなってしまったことがありました。
音量に関しては統一性がないので注意が必要です。
PDFで図などの付属資料があると片手間に確認しづらい
本によっては理解力を深めるためにPDFで図などの付属資料があることがあります。
洗い物をしている時など手を離せない場合オーディブル中に「図1参照」とか言われてもすぐに確認することはできません。
図を見ていないことで内容の理解に困ったことは今のところありませんが、「どんな図?え?どんなの?」となんだかモヤリとはしてしまいます。
※追記
この前雨穴(うけつ)さんの【変な家】を聞いていたら「どんな図?え?どんなの?」な場面に出くわしました。
洗い物を終えて改めてPDFを見たのですが、そういった時にはながら聴きは少し不便ですね。
注意点
便利で楽しいオーディブルですが、楽しいゆえに注意しないといけないことがあります。
運転中に聞く場合は集中力が散漫になるのであまりおすすめしない
移動中(徒歩・自転車等など)でも周りの音に気付けるようにする
上記は事故や事件に巻き込まれる可能性もあるので特に気をつけてください。
健康面で言うと、イヤホンやヘッドフォンは長時間使用していると耳によくありません。
できれば【1時間聞いたらイヤホン等を外して15分程度耳を休めてあげる】ことをおすすめします。
とはいえ夢中になって聞いていると気づいたら2時間経ってたなんてザラなので、自分も気をつけないといけないなとは思います。
自分的おすすめの使い方
気になった本をあらかじめ数冊ライブラリにダウンロードしておく(Wifi状況下で)
無心になれる単調作業の時に(NOT運転中)
速度1.5~1.7倍で
オフライン再生で聞く(通信量の節約)←自宅の場合はWifiあるからいいけど外出時にも対応できるように
自分は月額¥1,500のッモトをとりたいので最低でも3冊は読み(聞き)たいところ。(内容がばっちり頭に入っているかは置いといてください)
たまに月1冊も聞けないことがあったりして、そういう時は少し落ち込む。
自分の使用方法はこんな感じです!
感想とまとめ
いかがでしたか?
もうほんとにざっくりですが紹介させていただきました。
私は普段のちょこちょこした家事の時などにオーディブルを聞いています。食事の支度とか皿洗いとか掃除とかもろもろ
すると仲良く遊んでいたはずの子供たちがバトルを始めたり、「ねーこれ見てみてー」などの相手をしたりでなんやかんやで中断中断して、巻き戻していったり来たりしたり内容が頭に入ってこないこともしょっちゅうですが、ゆっくり読書に集中する時間をなかなかとれない中でのオーディブルは気分転換にも自己啓発にもなってかなり楽しめています。
もともと音楽を聞くのが大好きなので時には音楽、時にはオーディブルを聞きながら気分に合わせて家事を済ませています。
で、面白かった本は実物を購入して自分で再度読んでみたりもしています。
実物の本を開きながらオーディブルと合わせて読み聞かせ(してもらってる側になる)するのも楽しい。
今は紙ベースで読んだり、場所を取らない電子書籍であったり、音楽感覚で耳から理解できたり、読書の方法について選択肢が増えて本当に便利な時代になりましたね~。
漫画が大好きで文章だけの読書とはほぼ無縁だった私ですが、最近は以前よりも『読書』の機会が増えた実感があります。
「家事・育児などで忙しくて本を読む時間がない」「公共機関での移動が多いんだよな」という方に特におすすめしたいオーディブルのお話しでした。